関西のド派手なスーパーと言えばスーパー玉出を思いつく方は多いと思います。
大阪のディープなエリアに店を構えながら、今や全国的にその名を知られています。
そして、大阪府下に42店、兵庫県に1店の計43店舗を展開し、激安商品を多数繰り出すエンターテイメント性の高い24時間営業のローカルスーパーです。
そこで今回はスーパー玉出について詳しく解説していきます。
是非最後までご覧ください。
スーパー玉出のエコバックとは?
スーパー玉出のエコバックは「ダサ可愛い」とSNSで話題となっていてとても派手な見た目をしています。
10店舗限定販売でそのお店に行かないと買えないということでレアな大阪土産として今注目を集めています。
初代エコバックを作った方は営業企画部の企画部長・工藤文子さんと取締役の國枝尚隆さんで2019年5月にエコバックを店頭に置き始めました。
2020年7月からレジ袋有料化に伴い、このことをお客様に知ってもらいたいと最初はエコバックを無償で配っていました。
すると、黄色の生地に真っ赤なロゴ、シンプルで大胆なデザインが「ダサ可愛い!」とたちまちSNSで話題になりました。
初代エコバック作りを担当した工藤さんは北海道出身で、入社するまでスーパー玉出の存在を全く知りませんでした。
しかし、この会社に関わるようになって、面白いことをやるスーパーが玉出らしさだと感じるようになり、派手な色使いと大きなロゴで賑やかなデザインを目指しました。
サイズや持ち手のなどの細かな部分は主婦の目線で厳しくチェックし、マチが広くてたっぷり大容量、そして手で持った時のサイズ感も大きすぎず小さすぎず、とても心地よいものにしました。
マチを大きくしたのは、スーパー玉出の人気商品であるお弁当がピタッとはまるサイズにするためで、せっかく買ったお弁当が斜めになったりひっくり返ったりしないようにとの配慮があります。
さらに、取っ手の長さも、肩にかけてちょうどいい感覚にしたいと何度も微調整を重ね、ロゴの大きさも工藤さんが描いた手書きのイラストを元に、納得いくまで整えてもらうというこだわりが詰まったエコバックです。
素材は不織布ですが、丈夫さを出すために表面をコーティングしたことで艶やかな光沢がでて、街中でも目立つようにしました。
初代の配布が完了した後、2019年12月に2代目が誕生し、こちらは赤の不織布素材で折りたたみもできるタイプでした。
2代目は2020年の6月まで無料配布し、レジ袋の有料化に伴い、7月から有料販売に切り替えました。
しかし、黄色のエコバックをまた出して欲しいという声から3代目エコバックで黄色いエコバックを復活させました。
3代目のエコバックは、初代と見た目は同じですが、細部にマイナーチェンジを施してあります。
これまで持ち手部分は圧着してあるだけで、重いものを入れると取れやすかったのですが、3代目はこの部分を縫い付けて剥がれにくくしました。
併せて、側面の口部分も補強して、更に丈夫に仕上げ、お米も安心して運べるほど丈夫になりました。
エコバックのサイズは縦32センチメートル×横30センチメートル×マチ18センチメートルです。
派手でインパクト大のこのエコバックはSNSの他、若者向けのファッション誌でも「ダサ可愛いエコバック」として取り上げられるほどになりました。
その結果、大きな反響を生み、1日に2000枚以上売れた時もありました。
エコバックとして使うほか、自分でリュックにリメイクしたりレコード入れにしたりと活用の幅を広げています。
エコバックは限定店舗だけでの販売なので、これを手に入れたいが故に旅をする方も増えていて、まるでエコバックをめぐる聖地巡礼のようになっています。
スーパー玉出のサービス精神が込められたエコバックは駒川店、信太山店、京橋店、恵美須店、堀江店、九条店、東淀川店、天神橋店、尼崎店、周防町店の10店舗で販売中です。
1枚168円(税込)で通販・取り置きはありませんのでもし、店頭になければ店員に声をかけてもらうとレジ渡しのこともあるので可能性はあります。
数量限定で売り切れ次第終了となりますのでお早めにお買い求めください。
スーパー玉出はやばい?
スーパー玉出の口コミで「やばい」と書かれていることがありますがその理由として激安価格とネオンギラギラのド派手な外装にあります。
ここでいう「やばい」は悪い意味ではなく良い意味での「やばい」が多いです。
ネオンギラギラのド派手な外装はスーパー玉出ならではのいい意味でのヤバさがあります。
しかし、物価高騰の中、庶民には喜ばしいことですが、スーパー玉出の目を疑うほどの安さに「やばい」と懸念を持たれることがあります。
食材から輸送費まであらゆるものが値上がりしている昨今でも、激安はスーパー玉出の誇りでありアイデンティティでもあるので従業員一同いかに安く提供できるかを常に考えていて職人気質です。
安さの裏に努力があるからこそ私たち消費者に高品質低価格が実現しているのです。
スーパー玉出の惣菜は?
お客様が最も期待しているのはオリジナリティ溢れる激安惣菜で、100円〜200円のお惣菜はバラエティ豊富で白米と組み合わせて買っていく方が多いです。
最近は白米にうなぎや焼肉、天丼のたれだけをかけた「たれご飯」(149円)がSNSを賑わせています。
これが人気商品となり現在となっては「たれご飯」3兄弟シリーズとしてシリーズ化されています。
また、恵美須店限定販売のうなぎを一切使わずに鰻重を再現した新商品「うなぎもどき重」も話題を呼んでおり、こちらも235円と激安です。
試食した女性従業員に「こんなの食えるか!」と突っ込まれながら何度も試作を重ね、ようやく販売に漕ぎつけた自信作です。
価格はもとより「やっぱり玉出だ」と面白がってもらうのを狙いとしているそうです。
お弁当もボリューム満点で焼肉弁当は焼肉のほかに魚フライ、コロッケ、ウインナー、お浸し、かぼちゃの煮付けが入って354円となっています。
スーパー玉出ヘビーユーザーにお馴染みのメニューと言えば天下茶屋店限定販売の天下茶屋丼です。
一説によると売れ残った惣菜の天ぷらを刻んで卵とじしたものだそうで、お値段は235円と終始新しい驚きがいっぱいの丼です。
味付けはやや濃いめでお酒のお供にピッタリで、天下茶屋という立地にベストマッチな味わいです。
スーパー玉出のスイーツと言えばミニ鯛焼きで127円でちょうど良い量が入っています。
エビフライ卵とじ丼は大きめのエビフライが2尾入っていて身もしっかり詰まっていて美味しいです。
肉豆腐はボリュームもしっかりあって181円という値段はすごいです。
フライドチキン ミステリーブラックはネーミングからひかれる一品で、スパイシーな香りがします。
肉の歯応えにミステリーな違和感を感じますがピリ辛でビールに合います。
この辛さは後からじわーっと辛さが襲ってくるタイプです。
他にもたくさんの面白いお惣菜がありますので是非探してみてください。
まとめ
みなさまいかがでしたでしょうか?
今回はスーパー玉出について紹介しました。
庶民の味方でもあり他のスーパーでは出会わないものに沢山合うことができます。
食費の節約をしたい方や食に面白さを求めている方は是非行ってみてください。
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