宝塚に3店舗構えている乳製品専門店のたからづか牛乳は地元の方はもちろん宝塚歌劇のファンの方にも人気のお店です。
今回はたからづか牛乳について詳しく解説していきます。
是非最後までご覧ください。
宝塚牛乳はオンライン販売している?
たからづか牛乳ではオンラインでの販売はしていません。
理由として、安心・安全な美味しい牛乳を飲んでもらえるよう、ひとつひとつ愛情を込めて、こだわり品質で大切に製造しているからです。
ただし、宝塚市内に限り宅配サービスは行っております。
定期的にご自宅まで宅配を希望される方のみですが希望される方はお店にお問い合わせください。
たからづか牛乳のヨーグルトは?
たからづか牛乳で一番人気なのがざらめヨーグルトでタカラジェンヌにも大人気です。
テレビ番組「ヒルナンデス」でも紹介された商品です。
とろ〜りとしたヨーグルトで上からクリーム層・ヨーグルト層・ざらめ層の3層構造になっています。
なので、スーパーで一般的に売られているヨーグルトのような水っぽさは全くありません。
ざらめと言っても液状のざらめなので、なめらかでやわらかい口当たり、そして上品で優しい甘さが特徴です。
食感は、ねっとりしていてプルプルで上質の出来たてわらび餅のような柔らかな弾力があります。
300グラムも入っているので家族でたっぷり楽しめますし、独り占めしてもいいです。
おすすめの食べ方はよくかき混ぜて瓶の底に溜まっているざらめとヨーグルトを混ぜ合わせることです。
たからづか牛乳の店舗は?
たからづか牛乳の店舗は3店舗あり、宝塚南口店・ソリオ宝塚店・山本店があります。
各店舗では自社生産の牛乳で作ったヨーグルトやプリン、ソフトクリームなどのスイーツ、コーヒー牛乳などのドリンク類も販売しています。
また、イートインコーナーもあります。
ソリオ宝塚店と山本店は駐車場もありますので遠方からでも行きやすくなっています。
宝塚南口店は宝塚南口駅から徒歩2分と駅から近く、サンドイッチルマンの隣にあり、テイクアウトでも立ち寄りやすいです。
営業時間は9時から19時までで年中無休となっております。
また、店内にはタカラジェンヌからのハガキや写真が壁に貼られており華やかな雰囲気となっています。
宝塚歌劇の観劇後の休憩や待ち合わせなど、様々なシーンで利用できます。
また、カウンター席もあるのでおひとり様でも入りやすいです。
山本店は外見が少し地味でうっかりしていると見逃してしまいそうになりますがソフトクリームと牛のオブジェを目印にして見つけてみてください。
そして店内もこじんまりとしていますが可愛い牛の飾り物があったりとアットホームな雰囲気があります。
全店舗支払いは現金・PayPay・LINE Payが利用可能です。
たからづか牛乳のソフトクリームって?
暑くなると自然と冷たいものが欲しくなると思います。
そんな時におすすめなのが素材の安心感もあって栄養たっぷりのたからづか牛乳のソフトクリームです。
カップとコーンどちらも390円(税込)で、イートインのみでの販売です。
たからづか牛乳のプリンとは?
たからづか牛乳のプリンは350円で販売されており、表面がなめらかなのが特徴です。
プリンの原材料は牛乳・生クリーム・卵・砂糖のみとシンプルな材料で添加物は一切含まれていません。
濃厚な味わいながらも、まろやかでミルキーなすっきりとした味わいで底にあるカラメルソースのほのかな苦味が、プリンの甘みとバランスよく調和されていて、甘さ控えめで最後まで美味しく味わえます。
他にも、ミルクプリンプレミアムは卵不使用のプリンとなっており、牧場プリンはカラメルが使われていません。
また、期間限定でチョコプリンが販売されることもあります。
たからづか牛乳の牧場は?
宝塚に牧場があるのかと不思議に思われる方も多いと思いますが、たからづか牛乳は兵庫県宝塚市の北西にある西谷にある小さな牧場の山口牧場から仕入れています。
牧場主は山口善弘さんでたからづか牛乳初代社長の長男で約30頭の牛を365日手塩にかけて育てています。
この牧場は元々、第二次世界大戦後に5世帯で始めた酪農家の1軒です。
1997年に父でもある先代社長から見よう見真似で引き継ぎ、牛と共に30年やっています。
他の酪農家は、効率化を求めますが、牛中心の飼育を心がけ、牛にとって良いと言われることはできる限りしたいという考えで飼育しています。
牛飼いから加工製造まで、築き上げた亡き父の思いを引き継いでいます。
餌は牛にストレスを与えないよう、極力穀物類は控え、配合飼料にもEM菌を配合したものを与えています。
体に優しいものを与えることをモットーにしています。
水は、地下から湧き出る地下水をブラックシリカという遠赤外線を出す鉱石を練り込んだ専用のタンクで活性化させたものを与えています。
牛舎ではクラシック音楽(モーツァルト)を流していて牛たちは穏やかな顔で過ごしています。
兵庫県には482件の酪農家がいますが、2009年に総合で15位以内の評価を獲得しました。
このように手間暇かけて良い牛乳を作れるよう努力している牧場によってできたものが私たちのもとにきているのです。
たからづか牛乳の社長は?
たからづか牛乳の社長は現在2代目で山本陽子さんが務めています。
たからづか牛乳の初代社長は酪農家の山口知さんで1995年に創業し、自然に近い形で育てた牛のミルクを個人宅や保育園向けに配達していました。
しかし、2009年10月、山口さんは病気のため76歳でその生涯を終えました。
山口さんは生前、パート従業員の現社長山本陽子さんに後継を頼んでいましたが当時はそのつもりがありませんでした。
しかし、その時の従業員4人のうち2人は重度の知的障がいがあり、廃業すればこの2人は行き場を失いかねない状態でした。
そこで、山本さんは「自分がやるしかない」と腹をくくり、社長に就任することになったのです。
ですが、就任当初は困難があり、借入が約1000万あり数年たっても赤字が続きましたが、地元の商工会議所に相談し「卸ばかりだけでなく、自分で店を出して売る方が利益を出しやすい」と助言を受け、国の融資を利用して2013年春、空き店舗を改装して宝塚南口店をオープンしました。
店内で食べれるようにした結果、宝塚音楽学校生の憩いの場所となり、タカラジェンヌがファンに宣伝していったことで知名度が上がり、売り上げが伸びたことで借金を7年ほどで返済することに成功しました。
タカラジェンヌ達と会話することもあり、時にはカレーを振る舞ったりと、タカラジェンヌにとって山本さんは母親のような存在となっています。
現在従業員は社長就任時にいた障がい者1人を含む22人に増えました。
歌劇や地元の人を大切にして、他にはない商品を作りたいと今も日々努力されています。
まとめ
皆様いかがでしたでしょうか?
今回はたからづか牛乳についてご紹介しました。
多くの主婦の皆様に安全で美味しい牛乳を届けたいという思いから誕生したたからづか牛乳は牛の飼料・水はもちろん、土壌・環境までこだわった牧場で育つ牛から搾った牛乳は、加工乳では味わえない「無添加」「無調整」の本物の生きた味をお楽しみいただけます。
スイーツもたくさんありますので甘党の方は是非行ってみてください。
コメント